SNSで回ってきた「生涯のお気に入りアルバム10枚」をこの大大人気ブログで1日1枚ずつ大発表するぞ!
さて一週間以上空いたが4日目は、現代音楽巨匠。
DRUMMING – STEVE REICH
スティーヴ・ライヒの作品は、10枚組のボックスセットが中古盤屋で目にとまって買ってしまったのがきっかけだ。
気になるアーティストがいても、はじめにどれを買っていいのかわからないときは、ベスト盤を買うのが一番効率がいいらしいが、おれの場合はまず、ボックスセットで入門するのが基本だ。なぜならヒットしない曲の方が予想外の面白アレンジが聴けたり、ベスト盤には入らない変り種を発見できるからだ。
ボックスセットの2枚目『ドラミング』は、パーカッションとマレット楽器と声の組み合わせが山や森林や鳥の鳴き声などの自然を感じさせてくれて、天気のいい日に山道を走る車の中で聴くとサイコーにいい気分になるから好きだ。
いまならPCとDAWで打ち込んで似た感じの曲が作れるかもしれないが、これを楽譜にして他人に演奏させたりできるからライヒはアカデミックな人だなーと思った。
すぐに影響を受けてBOSSのDR-5に入っていたスカスカでチープなシロフォンとビブラフォンの音源を打ち込んでギターをカセットMTRに重ねて一人バンドをやってたのを思い出した。