おれは今年の初めにメルカリを始めた。
1件だけ返品処理をしたが、50品以上売ってみて、全て評価が高かったので自分のやり方を紹介する。
人それぞれやり方は違うと思うが、値段の付け方や、値引き交渉対策、あったら便利なものなど、メルカリ初心や自分向けの備忘録として残しておくことにする。
初心者が困ったときの手引きになれば嬉しい。
メルカリの心得
メルカリとは「世の中にそれほど出回っていない不用品」を売るためのSNSだと思って使っている。中古市場でそれなりに需要があるかどうかだ。誰から見ても価値がないものは捨てた方が時間を無駄にしないで済む。
売れても1割引かれ、送料も出品者払いでないと売れないご時世なので心得としては、捨てようと思ったものがお金に変わればオッケーくらいの意気込みでやったらうまくいくんじゃないかな。
商品写真
状態を確認したいので綺麗な写真がいいに決まっている。背景は単色か木目くらいシンプルな方がいい。他のものが映り込まないように撮影すること。頑張って商品の状態をわかりやすく伝えよう。
ただし、需要の高いレアアイテムは写真が悪くても売れるのでこだわりすぎる必要はないと思う。スマホで充分だ。太陽光を利用したり、大き目の画用紙やボードを使うと程よく違和感が減って見る人に伝わる写真が撮れるはずだ。
タイトル
ブランド名、商品名、状態が40文字以内に納まればベストだが、本文にもハッシュタグで検索ワードを記述できるのでテキトーで良い。
本文
商品の状態と付属品をきっちり書けば9割完成だ。欄の下の方にハッシュタグで検索してほしいワードを箇条書きで書いておけば見てもらえるから大丈夫だ。
そのほかに書きたいことがあれば出品後に付け加えればいいが、「レア」とか「貴重」などの主観はいらない。そんなことは購入者にとってウザいだけからやめといた方がいい。
カテゴリー
これは大体で決めて問題ない。
商品の状態
正直にというより、実際より1ランク悪めにしている。その方が評価が高いからだ。
状態を悪く設定すると値段が高くつけれないと思うかもしれない。
しかし、市場に商品が多ければ状態が良くても高く売れないし、逆にあまり出回っていないと多少状態が悪く設定していも売れるし、写真を見れば許容範囲かどうかくらいは購入者が判断できるはずだ。
これは、売れてからの評価に影響のある項目だと思う。
送料の負担
よほど大型でない限り、「送料込み」でないと売れない。
配送の方法
梱包後のサイズをまずメジャーで測ろう。メジャーは100円ショップで買えるもので充分だ。
スマホユーザーなら「ゆうゆうメルカリ便」が使える。厚さ3センチ以下のCDや本は175円で送れる。らくらくメルカリ便より少し厚めでかつ安く送れる。受付場所はローソンと郵便局だ。
小包はどちらもそれほど変わらない。らくらくメルカリ便のメリットは「らくらくメルカリ便 宅急便コンパクト」が使えることだ。
・専用ボックス(縦25×横20×厚さ5㎝の外寸)
・重量制限無し
・価格65円
・販売価格450円以上
・薄型専用ボックス(縦24.5×横34㎝の外寸)
・重量制限無し
・厚み制限無し
・価格65円
・販売価格450円以上
*基本は蓋が閉まれば大丈夫。
受付場所のヤマト営業所、ファミマ、セブンイレブンで購入出来る。必ず自宅でサイズを測って使えるかどうか自分で判断しよう!コンパクト送料は380円、販売価格が450円以上から利用できる。
小さく安全に梱包できるかどうかがカギだ。
発送までに日数
4~7日で発送の一択でOKだ。これで購入を渋るケースは少ないと思う。
でも、できることなら即日発送しよう。「迅速な発送ありがとうございました。」というお礼を頂き、評価が爆上がりするぞ!
価格の決め方
相場が定まっていないものは最初強気の値段で出品する。
売れないときは少し思い切って下げますが、ちょっとずつ下げると下げグセを見抜かれてしまうので長い期間で間隔を置いて価格を下げる。
相場が定まっているものに関しては、商品がメルカリ内に出回っているときは少し下げ目で出しすしか売れない。出回っていない場合は相場より少し高くても売れてしまう場合がある。
メルカリのいい所は商品がずっと売れなくても売れるまでお金を取られないところだ。長期で不用品をじっくり売りたい人に向いているサービスだ。捨てようと思っていたものが売れた瞬間、嬉しくて小躍りしてしまう。
値引き交渉されたとき
自分の中で一応ボーダーラインを決めておく。少額なら大体OKする。
ボーダーラインを越えても「長期間出品しても全然売れなかったし、買ってくれるならまあいいか」と思える時もあるのでその時は売ってもいいだろう。そもそも不用品だし。
法外な値引きを要求してきたり、コメントの書き方が無礼な場合はガンガン無視する。
自己紹介欄にも「不快なコメントは無視します」と書いておけばいいだろう。
逆に丁寧に値引きの交渉をしてくださる方には「□□という理由で○○円が限界です」などと理由も伝えて真摯に対応している。
値引き交渉はコミュニケーションだから、自分が納得すればいくらで売れてもいいのかもしれないな。
「専用」「取り置き」について
基本的にはしたくないので、1週間の期限を設けて期限が切れたら勝手に専用を外すと伝えている。
いままでは2,3日以内に売れている。
クレーム、返品について
一度だけ予想外の不具合が起こって「一部返金」という処理をしたことがある。
返品は送料がかかって面倒なのと、不具合の商品をまた売るのが面倒だったので、売値の半分で買い取っていただけないか、という交渉をメッセージで行い、合意を得た後に事務局へメッセージのやり取りを見せ、一部返金で処理してもらった。
返品や一部返金は評価として残らないので、結局すべて「良い」評価になっている。
必須アイテム
切らさないようにしているもの
・梱包テープ
・プチプチ
・本屋やCD用の薄い緩衝材
・A5封筒
・B5封筒
・A4封筒
最近便利だと思ったもの
・宅配袋・角底袋・紙袋
化粧箱入りの商品で小さいものは、段ボールでさらに梱包するのは少し過剰なのでプチプチでくるんでこれに入れて送ると少しコンパクトになる。
あったら便利なツール
・simple note アプリ
有料のアプリだが、一回払ってしまえば、年間の無料でクラウドにメモが保存できる。PCからもスマホからもログインできてメルカリ以外でもいろいろ重宝している。
受注したときのあいさつ文を3種類くらい使い分けていた。
クレーム時や、値引き交渉時のテンプレート分もストックして保存している。
あとCDや本は同じ言い回しが多いのでこれもテンプレ化している。
今はテンプレ機能があるからこのアプリはいらないかもしれないな。。
まとめ
以上がおれのメルカリメモだ。
メルカリ熟練者はたくさんいるから、いまさらこれを読んで参考になるかどうかはわからんが最後まで読んでくれて嬉しい。
値引きは嫌だなと思いつつ、値引き交渉の上手い人にはついつい値引きしてしまう。
しかし、このやり取りは今後自分が購入するときに活かせる貴重な体験だし、実はあまり損した気分にならないのである。