映画を観る① 『斬、』(塚本晋也監督)

映画

Netflixやアマゾンプライムなどで観る映画を選ぼうとしてザッと探して結局観ないなんてことがよくあります。
この前アマゾンプライムは作品ごとに五点満点で星がついていることに気付きました。この星取表がどういう基準なのかわからないのですが星が少ないから面白くないと決めつけて観ないのはもったいない、むしろ面白い可能性があるかもしれません。
そこで星が少ない作品を観て感想を書きたいと思いました。
そんでもってすでに低評価の烙印を押されているわけなので出来るだけ褒めたいと思います。
長々書くのは嫌なので短めに。簡単に。

今回は『斬、』を観ました。
星 2.3
監督は塚本晋也

映画が始まり”海獣シアター製作”のテロップ。
てことは塚本晋也監督の自主制作、つくりたくてつくった映画だ。期待できる。
そのかわり低予算。

江戸末期のお話で時代劇もの
(長くなるのでストーリーの説明は省きます。)

始まった瞬間のビデオ感、画面がヌルッと生々しくキツいと思うも、すぐに慣れた。たまに気になる。
前作『野火』もこんな画面だったこと思い出す。

低予算ではあるけれど大事なトコはしっかり押さえている。(これ大事)

殺陣がショボくなくて動きがよく、ちゃんとしている。

衣装や人物がしっかりと薄汚れている。

役者が好演している、監督自身も出演している。
この映画は演技が酷かったら目も当てられない惨状になっていたと思う。誤魔化しが効かない演出。

てことで星2.3はどう考えても低すぎ。

しかーし
この映画が一般的にウケるとは思えない
楽しいわけでも笑えるわけでもオシャレなわけでもない、ストーリーとか全体的に深刻すぎるというか重すぎるというのか暗すぎる。

以上です。
この方法だと期待値が下がりきっているので、優しい気持ちで映画が観れることに気づきました。
ではまたー。
次はもっと点が低いのが観てみたい。