出版社のPR誌について ふたたび

PR誌ってご存知ですか?
出版社が発行してるPR誌。

という書き出しで以前PR誌について書きました。
あれから約3年が経ち、前に紹介したPR誌のいくつかが休刊してしまいました。悲しい。
「本」講談社
「本の旅人」KADOKAWA
「本の窓」小学館
の3つが休刊。自分が読んでいたものしかチェックできていないので他にも休刊しているものがあるかもしれません。
「本の窓」はweb版になって継続されているようですが、やはり紙が恋しい。

この記事を書くために少し調べてみたら発見がありました。出版社のPR誌なかなかの歴史がある。
休刊した三誌をまず見てみたら
「本」1976年創刊
「本の旅人」1995年創刊
「本の窓」1978年創刊
これだけ続いていたのですね。余計に悲しみが増します。
ついでなので、自分がよく読んでいる継続中のPR誌も調べてみました。
「波」新潮社 1967年創刊
「青春と読書」KADOKAWA 1966年創刊
「UP」東京大学出版会 1972年創刊
「熱風」ジブリ 2003年創刊
「図書」岩波書店 1938年創刊
「ちくま」筑摩書房 1969年創刊
「スクリプタ」紀伊国屋書店 2006年創刊
どれもこれもすごい。
その中でも「図書」の1938年創刊!
さすが岩波書店。
しかしPR誌の中では歴代2番目でした。
では最古のPR誌はというと丸善出版発行の「学鐙」でした。なんと1897年創刊!!ぶっちぎり!
明治30年です。すごいねー。徳川慶喜もまだ生きとるよ。
そんでもって未だ休刊せず継続中です。がんばれー
しかし自分は実物を見たことがありません。一度は手に取ってみたいものです。