エビゾーくんとの思い出【出会い編】
随分前に友達がバイクでコケて足の骨を折り、入院した。
同級生数人でお見舞いに行くことになり、それぞれお見舞いの品をもって行くことになった。
何を思ったのか俺は、スーパーのおもちゃ売り場でたまたま売っていた「エビゾーくん」飼育セットを買って、見舞いに行った。
友達の反応は忘れてしまったが、見舞いの帰り道に、同じスーパーで自分用のエビゾーくんを買った。
俺が欲しかったのだ。
エビゾーくんはプランクトンみたいなものだ。
専用の小型の透明な飼育用容器(水槽)に水と塩を入れて、乾燥した少量の卵をつけておくと、2日くらいでうじゃうじゃ小さい幼生が50匹くらい孵化した。
水質に気を使ったりしなかったので2週間位で全滅したような気がするが、後半になると結構大きくなっていて、ちょっと愛着がわいて楽しかった。
エビゾーくんとの思い出【再会編】
で最近、ネットで熱帯魚やアクアリウムの記事を読んでいたところ、たまたまこのエビゾーくんに再会したのだ。
熱帯魚やメダカなんかの稚魚に与える餌として栄養豊富で良いとのこと。
調べてみると、実はエビゾーくんというのは商品名で、本当はアルテミアとかブラインシュリンプとかいう名前の生き物だった。
エビゾーくんの正体がわかったので、もっぺん育ててみるかと思って、アマゾンで「テトラ ブライン シュリンプ エッグス」という乾燥卵と、人工海水の素を買った。
卵が450円、人工海水の素が300円。容器はペットボトルでいいので、用意するのはこれだけ、とりあえずは餌を与える必要もない。ローコストな趣味だ。
わざわざ人工海水の素を買ったのは、普通の食塩より人工海水の素を入れるほうがブラインシュリンプが長生きすると詳しいサイトに書いてあったからだ。
少しでも長く生きてもらいたいと思って人工海水を購入したのである。
ブラインシュリンプ育成【挑戦編】
卵と塩を購入し、すでに1ヶ月経つが、まだ何もしていない状態だ。
というのもブラインシュリンプの孵化には20度以上の高い水温が必要らしく、冬の今、水温を維持できるヒーター的な設備が家にないのだ。
”冷蔵庫の上が暖かくて水温維持に良い”と書いてあるネット情報を読んで、なるほど!と思って冷蔵庫の上を触ってみたが、なぜか俺の家の冷蔵庫の上は冷たかった。
というわけで、残念ながらまだブラインシュリンプ育成は始まっていない。
また試したら続きをこのブログに書こうと思う。